YUMA Teaching Japanese Firm 台湾(台湾YUMA) の思い
台湾には、日系企業はもちろん、日本の企業と関わりがある台湾企業や観光業など、日本語を使って仕事をしている方々がたくさんいます。
私も台湾で日本人観光客を受け入れる旅行会社や日本語教材の出版社で働き、日本語をビジネスのツールとして使っている方々と出会いました。
普段の会話はとても楽しくスムーズに行えても、いざビジネスとなると、そうもいかないのが実情です。
残念なことに、文法はよくご存知でも、うまく使いこなせなかったり、逆に難しい表現を選びすぎてミスを誘発してしまって、考えが伝わらなかった場面に何度も遭遇しました。
実にモッタイナイ!
せっかく習得した日本語を、実際のビジネスで存分に活かしていただきたい!
日本語に気を取られず、ご自身ののビジネスフィールドで遺憾なく実力を発揮していただきたい!
そんな思いから、台湾YUMAは、日本に拠点を持つYUMA Teaching Japanese Firmと共同で、
- 日本にいるだけでは分からない「外国語としての日本語」
- 日本にいなければわからない「日本語」や「ビジネスマナー」
を常に意識してトレーニング内容の開発を行っています。
そしてもう一つの思いがあります。
「日本語が話せる即戦力になる人材がほしい」という現場の観点からの思いです。
採用の際、エントリーシートに書かれた日本語能力の試験結果をもとに、応募者の日本語力を判断することが多いと思います。しかし、会話力については、面接の印象などで主観的な判断となっている場合が多く、客観的な判断をすることができません。
主観的な判断が招く悲しい結果として、現場から「即戦力にならない」「採用時に日本語力をちゃんと見なかったのか」といった不満の声があがることが多々あります。この結末は、採用した側も採用された側にとっても、とてもショックな結末です。
会話力を客観的に判断するにはどうしたらよいか。
それは、会話力を数値化(レベル判定)することです。数値化するために、応募者に世に存在する口頭能力試験を受けてもらうという方法がありますが、開催時期や場所、費用などの懸念事項も残ります。そこで私どもは、企業の採用担当の方々に、簡易的ではありますが、日本語教師としての観点から日本語力評価のヒントをお伝えし、日本語会話力の評価サポートをさせていただきたいと考えています。
すでに台湾と日本の架け橋となって働いていらっしゃる方々はもちろん、これから台湾と日本の架け橋になろうとしている方々に、もっともっと活躍していただけるよう、私どもはビジネス日本語とマナーの面から強力にサポートさせていただきます。これこそが、台湾YUMAのミッションだと考えています。
YUMA Teaching Japanese Firm 台湾
代表 虞 安寿美